新交響吹奏楽団のブログ

東京で活動するアマチュア吹奏楽団、新交響吹奏楽団です。「オーケストラよりもシンフォニックな響き」をモットーに、管弦楽曲アレンジや吹奏楽オリジナル曲に取り組んでいます。

11月28日は「10分でわかる⁈ワーグナー唯一の喜劇」!

「楽劇王」と呼ばれたワーグナー
既存の歌劇のスタイルに疑問を感じたワーグナーが生み出したスタイルが「楽劇」…とのことですが、ワーグナー以降は劇の流れを損なわない楽劇のスタイルが主流となりました。
現代では、歌劇と楽劇、あえて区別する意味は薄れてきているのかもしれません。
どちらにしても、ワーグナーが多くの作品を残し、多大な影響をのちに与えたのは言うまでもありませんね😉
   
白鳥の湖」というと多くの人が思い浮かべるあのメロディも、ワーグナーの歌劇「ローエングリン」の影響を受けているという話があります。
また、歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲「エルザの大聖堂への行列(行進)」は、吹奏楽経験者ならお馴染みの方も多いのではないでしょうか?
   
さて、ワーグナーが歌劇と位置づけていた「ローエングリン」に対して、
今回私たちが演奏するのは楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「第1幕への前奏曲」です。
あのオープニングは、タイトルを知らなくてもきっと皆さま耳にしたことがあるはず!
      
ニュルンベルクのマイスタージンガー」の舞台は、職人たちが仕事の腕も歌の腕も競っていた16世紀のニュルンベルク
そう、彼らがマイスタージンガー(親方歌手)なのです。
英語風に言うと、マスターシンガーズ…?(グループが組めそう…🙄)
    
ニュルンベルクにやってきた騎士ヴァルターはそんな親方歌手の一人を父にもつエーファと恋に落ちますが、結ばれるには歌合戦で優勝しないとなりません。
伝統芸術であるマイスタージンガーの世界の面倒なルール、そしてエーファを狙うライバルの妨害…😰
    
そんなヴァルターに可能性を感じ協力したのがマイスタージンガーの一人、靴職人のザックスでした。
ザックスの後押しによってヴァルターは見事歌合戦に勝利、エーファもマイスタージンガーの称号も手に入れることとなります。
早くに奥さんを亡くしたザックス、実は密かにエーファに惹かれていたのですけどね😌
    
未来ある若者と伝統芸術を支えた懐の大きなザックス親方の物語、
それがワーグナー唯一の喜劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
   
上演に4時間以上かかるこの作品の魅力をギュッと凝縮した「予告編」ともいえる「第1幕への前奏曲」、
明日はまずこの曲からお楽しみください!
   

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