新交響吹奏楽団のブログ

東京で活動するアマチュア吹奏楽団、新交響吹奏楽団です。「オーケストラよりもシンフォニックな響き」をモットーに、管弦楽曲アレンジや吹奏楽オリジナル曲に取り組んでいます。

第89回定期演奏会曲目より 「ニューイングランド三部作」   

アメリカの合唱作曲家W.ビリングスの作品を元にW.シューマンが作曲したのが管弦楽曲ニューイングランド三部作」。
今回演奏するのは、その後シューマン自身の手によって吹奏楽のために書かれたもの。
実はその吹奏楽版、元々「三部作」ではなかったんです😳
 
吹奏楽の世界では「ニューイングランド三部作」よりも「吹奏楽のための序曲 チェスター」がお馴染みの方も多いかもしれませんね😉
チェスターは三部作のフィナーレ。管弦楽版では短い曲なのですが、シューマン吹奏楽版で大幅に譜面を付け加えています。吹奏楽版の出版は1957年。
  
続いて吹奏楽版が書かれたのは三部作の2曲目「イエス涙を流したもう時」。こちらは吹奏楽版でのタイトルには「バンドのためのプレリュード(前奏曲) 」と入っています。
  
んん?🤔
序曲?…と、前奏曲🤔
  
どちらもその後に何か続きそうなイメージがありますが…。
  
この場合の「序曲」は単独で演奏されることを想定した、所謂「演奏会用序曲」。
「バンドのための前奏曲エス涙流したもう時」は、
「バンドのための序曲 チェスター」の「前奏曲」という位置付けでした。
  
1曲目「喜びあれ、アメリカ」の吹奏楽版の出版はその20年近く後の1975年。
三部作として演奏したいという周囲の期待、「この曲には弦セクションが必要」というシューマン自身の考え…
「編曲させてほしい」という申し出までありましたが、シューマンは最終的に自分で編曲することを選んだのです。
   
まだ「三部作」が三部作ではなかった時代、当団でも「イエス涙を流したもう時」と「チェスター」を演奏していました。
当時のパンフレットでは「比較的新しい作品」と紹介されていましたが、その後3曲揃ってからも既に40数年。
「三部作」として演奏するのは、遅すぎたくらいなのかもしれませんね😌
  
第89回定期演奏会は5月18日(金)19:00開演!
ご来場、お待ちしております。

♪イベントページはこちら♪
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